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2003〜2004年頃 |
プロジェクターてなに? プロジェクターとは、簡単にいうと映写機みたいなものです。 光源があってその光をすかしたり反射したりして映像をスクリーンに映し出すものです。 (一部違う方式もある) 商品化されているプロジェクターには、大きく分けて4種類ほどあります。 1. 3管式 (昔からある方式でこれだけが光源ランプがない) 2. DLP方式 3. 透過型液晶方式 4. 反射型液晶方式 |
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3管式 この方式は3個のブラウン管からRGB三原色の光を出して映像を写しています。 今現在映像の美しさや白から黒への階調の美しさはこれに勝るものは無いといわれています。 しかしサイズが大きく調整が大変で結構な値段がするので今ではコアなマニアしか買わないといわれています。(高いものでは700万円位する) バルコという海外メーカーが有名です。 |
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DLP方式 この方式は米国TI(テキサス・インスツルメンツ)が開発したDMDといわれる半導体素子です。 (TI 社は数々のメーカーにOEM供給のみしている) 素子の上に極小の鏡がたくさんありそれを一個ずつ制御して光源からの光を反射して映像を映しだしています。 映像も美しく数多くのメーカーが製品を出していてこれからの主流になりそうでしょう。 しかしこれも高額な製品が多いです。(50万から100万円位) メーカー間の競争が激しくあまり差は無いがヤマハの製品は評価が高いようです。 |
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透過型液晶方式 この方式が一番映写機に近い方式で、LCD方式といわれています。 これも数多くのメーカーが製品を出していて一番多く売れている思います。 価格も安くコンパクトな製品が多いです。(10万から50万円位) しかし黒の再現性が悪いとか階調がないとかいわれています。 年々それらの欠点も解消されてきているようです。 エプソンの液晶素子が多くのメーカーにOEM供給されています。 |
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反射型液晶方式 この方式はLCOS方式といわれています。 D−ILAのビクターとSXRDのソニーのクオリアです。 両社ともすごく力を入れている製品で映像の美しさの評価は高く絶賛されています。 しかし価格の方もすごく高いです。(200万から300万円) |
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以上の4方式が現在製品として流通していますが、3管式はサイズと調整の問題で廃れていくと思われます。(電源を入れてから2時間たたないと性能を発揮しないとかいわれています。) 一方新しい技術もでてきています。 ソニーのGLVというものです。将来映画館などはこの方式になっていくのかもしれない楽しみな技術だと思います。 開発者のコメントを読んで是非みてみたいと思いました。 |
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